稲作発祥の地で綱曳きの綱と道具造り2019

日時:2019年7月21日(日)10:00〜14:30(9:30受付開始)
集合場所:南城市玉城仲村渠児童館(仲村渠樋川近く)
教室:仲村渠児童館
先生:仲村渠区民のみなさん
定員:15名
料金:500円(保険代含む)12歳以下無料
持ち物:よごれても良い服、軍手(通常の軍手より園芸用の滑り止めのあるシリコン質の手袋がオススメです)、
     長袖(ワラが皮膚につくと痒くなります)
     タオル、帽子など暑さ対策、着替え等
緊急連絡先:新里(080-3999-0888)


沖縄の夏は祭りが各地で催されていますが、綱曳きは豊作や繁栄、健康を祈願する行事で、稲作発祥の地であるここ南城市玉城の仲村渠では今でも区民総出で綱造りが行われています。


仲村渠区では毎年旧暦の6月25日に、アミシヌ御願といって仲村渠樋川やヤブサチ御嶽など20数ヶ所を御願して周り、夜に綱引きが行われてきました。


首里ではもう途絶えてしまったと言われる首里綾門綱の伝統をそのままの形で継承保存されていると言われる仲村渠綱曳きは、


綱造りも区民の誇りで、その技が代々継承されてきました。

綱引きの綱だけでなくワラを手の平の中でネジってロープを作ったり、


ワラを束ねて力一杯ねじり、ドラ鐘を鳴らすシムク(縄バチ)を作るのは3人がかりです。


他にもチヂンドゥールー(竹の灯籠)作りや旗頭の修理などもします。


都会に住んでいるとおじーさんおばーさんから孫世代まで集落総出で何かをやるということは経験することはないと思いますが、地域一体となって祭りの準備をする場に参加し、一緒に造り上げる体験は貴重な体験になると思います。


区民のみなさんは朝8時から夕方6時頃まで綱造りをされていますが、ニライ大学の授業としては10時から途中ランチ休憩を挟んで14時を予定していますが、

14時以降、だんだんと綱が完成していく様を見るのも面白いと思います。
時間帯によって行われる作業が変わって行きますので見応え十分です。
授業終了後も見学をされるのもオススメしたいです。


<スケジュール>

09:30 受付開始
10:00 自己紹介
仲村渠の稲作の歴史について
10:15 フーテー造り
    綱打ちロープ編み
    チヂンドゥールーや旗頭の修復
12:00 ランチタイム

13:00 綱造り
     シムク造り
14:00 ふり返り
14:30 終了

希望者は残って見学、または休みながらお手伝い
18時30頃から区民の方と打上げ(懇親会)


<申し込みフォーム>

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