稲作発祥の地、玉城仲村渠で田植え体験!

日時: 2018年9月23日(日・秋分の日) 8:45〜12:30(受付開始8:30)
集合場所: 仲村渠児童館前
教室:仲村渠下田の田んぼ
先生:地域の先輩たち
定員:15名
料金:500円(6月に初収穫した古代米のおにぎり、豚汁、資料、保険代込み)
小学生以下無料 仲村渠区民無料

持ち物:ご自身の車のシートに敷く新聞紙(泥や水等でお車が汚れる可能性があるため)
タオル、着替え、帽子、長袖(日よけ対策をお願いします)
足袋または泥で汚れても良いスニーカー(長靴だと泥にはまって取れてしまうので、しっかり固定される履物)

※飲み物はキーパーでご用意しております。
お問合せ:rknirai@gmail.com
緊急連絡先:新里(080-3999-0888)

 

 

南城市の玉城、仲村渠。

仲村渠区と百名区は元々一つの集落でした。稲作発祥の地として、田植えに関する祭祀行事も大切に継承されています。

 

 

 

 

 

 

今回の授業を開催する仲村渠区では、旧正月から最初の午の日は、受水走水(ウキンジュハインジュ)の親田(ウェーダ)での田植えの儀式があります。植え終わると祝毛(ユーェーモー)での祈りと、田植えの仕方を歌として伝承された「クェーナ」を詠います。

 

 

 

 

 

旧暦6月の、六月ウマチーでは稲穂を御願所に供え、

そして収穫の時期、旧暦の6月25日にはアミシの御願といって、約20カ所の御願所(ウグヮンジュ)を巡り、収穫の喜びと区民の健康を願い、綱曳きのご報告をします。

 

 

 

 

 

しかし、現在では稲作農家がなくなり、綱曳きのワラは金武町から購入しているのが現状です。

 

 

 

 

県内各地域、綱曳きをする集落は、ほとんどの地域が金武町から購入しているということですが、もし購入できなくなり、綱曳きができなくなると、綱曳きの鐘具や銅鑼鐘、法螺貝などで織りなすチンクとよばれる独特なリズムや、ワラを使って作るシムク(銅鑼鐘のバチ)の作り方なども同時に途絶えるかもしれません。

 

 

 

また、綱造りは老人から子供まで区民総出で朝から1日かけて、手作りで作りますので、ワラ購入できなくなってしまうと、住民同士の繋がり、コミュニティも失われかねません。

 

 

 

そこで、文化継承のためにも自前のワラ100%を目指そうと、昨年、若者世代を中心に「稲作会」が発足しました。

今年の6月に初収穫を終え、綱曳きの時に振舞われた古代米で作ったウンサク(お神酒)は、白米で作るよりも美味しいと好評で、この玄米で作ったご飯はとても美味しいということでした。

 

 

9月23日の秋分の日は、初めての二期目の田植えになります。

仲村渠区民の方々との交流を楽しみつつ、初収穫した米で作ったおにぎりと豚汁を味わいながら、植え終わった田んぼと、奥に見える海の景色を楽しんでみてはいかがですか?

 

※初収穫した玄米をご購入できます!

 

<スケジュール>
08:30    受付開始
08:45    自己紹介
09:00   田んぼへ車で移動
09:15    稲作発祥の歴史
稲作会について
09:30   作業の進め方説明
09:45    田植え開始
11:30〜12:00頃
豚汁ランチ
12:30  ふり返り
12:45      終了

※終了時間は田植えの進捗によって前後する可能性があります。

<集合場所>

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