詳細
【島ECO学科】 ヤンバルを食す!ヤンバル自然体験合宿!
日時:平成23年10月1日(土)13:00~10月2日(日)11:00(合宿)
教室:本部町伊豆見の小屋、山、やちむん喫茶シーサー園
先生:西江重信さん
料金:3000円(1日のみ参加の場合、2000円)
定員:15名
集合場所:「やちむん喫茶シーサー園」隣のゲストハウス
定員数になり次第締め切りたいと思いますので、お早めにご登録下さい。キャンセルの場合も早めのご連絡お願い致します。
対象:小学3年生以上
※コースの変更や繰上げなどを行う場合があります。ご了承ください。
※天候などによって開催中止や延期となることがあります。
※この授業は自然の中を散策する内容となっております。飲酒、寝不足、妊娠などのほか、体調に不安のある方はご遠慮ください。
<授業案内>
ヤンバル体験第二弾です!!
今回の教室は本部町!本部町の自然を体験します^^
本部は美ら海水族館には行っても山の中で遊ぶ機会は中々ないですよね~。
身土不二「身体と風土は2つ(別々)ではない。その土地の物を食べてたら健康を保てる」という考えがあるそうですが、せっかく自然豊かな沖縄に住 んでいるので、それを実践してシマの恵みを味わってみませんか?
今回の集合場所はシーサーがいっぱい「やちむん喫茶シーサー園」(http://www.shinra.co.jp/tekutaku/yachimun/yachimun.htm)隣のゲストハウスです。山の中にあって木々が美しく空気が気持ち良いとこなんです^^
ヤンバルの森にある野草を摘んだり薪を採ったり、鶏を絞めて調理して自然の産物である命を頂きます。鶏を絞めたり、羽をむしったりなんてちょっと 怖いです けど、食について色々考える機会にしたいですね。 他にも「さとうきび七変化」など楽しいネタを色々用意していますのでお楽しみに^^
そして今回の島ECO学科は、一泊二日です!
生徒の皆さんとニラ大スタッフとで交流できたらなと思います^^
夜は飲みたいですね~。色々ゆんたくしましょう!
そして翌日は海水を使った島豆腐、ゆし豆腐を作って食べて解散です。
それでは1~2の土日、
一緒に『ヤンバル』を食べて、遊びましょう~!
<授業の流れ>
スケジュール
10月1日(土)
13:00 現地集合・受付(昼飯は食べて来る)
やちむん喫茶より少し下ったところ、ニライ大学ののぼりを目印にしてください。
13:30 ニラ大説明&授業の案内等
13:30 野草摘み&薪とり、野草など調理。さとうきび七変化(ジュース他)その他動植物を調理して飲食。
18:00 囲炉裏で夕食ゆんたく会
シーサー園ゲストハウスで寝る(途中離脱、帰宅も可です。)
10月2日 (日)
8:00 ゆし豆腐、島豆腐作り
イモの蒸し炊き
11:00 解散
※ 宿泊は「やちむん喫茶シーサー園隣のゲストハウス」になります。
★宿泊は別の場所に泊まって頂いてもかまいませんし、途中離脱もOKです。
※お部屋は女性と男性は別々の部屋がありますが、個室はご用意できませんので予めご了承ください。
※シャワーあります。
※ 寝袋は人数分ご用意いたしますが、サイズや好みがある方はご持参ください。
(寝袋を持っていない方は、シーツかタオルケット等をご持参頂いた方が良いと思います)
※ 宿泊に関しては、通常のホテルのようなサービスの提供はございません。
あくまでも参加者主体で時間と場を共有する目的で開催されますので
自然体験合宿という主旨をご理解いただきご参加ください。
受付方法:受付期間中、WEBフォームより予約制で申し込みを受付いたします。
※お申し込みは、先着順となり、定員に達し次第、お申込終了とさせていただきます。なお、お申し込みの キャンセルが発生した場合は受付再開します。
【注意事項】
集合場所へは、授業開始時間までに必ずお集りください。授業開始後の参加は制限させていただく場合があり ます。
持ち物など準備するもの
※熱中病防止のため、帽子やタオル、水筒などをお持ちください。
※山の中を歩いたりしますので、長ズボン、長袖、靴
※一泊用に、着替え(汗をかく為、多めに準備された方が良いかもしれません)、洗面 用具、タオル
※寝袋はありますが、持参が望ましい。
※ペットの同伴はご遠慮ください。
【授業の参加について】
授業では、イベント保険に加入いたしますが、
授業の参加は全て参加者各自の自己責任となります。
琉球ニライ大学は一切の責任を負いませんので予めご了承ください。
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カテゴリ:【島ECO学科】
レポート
琉球ニライ大学では初の合宿授業となった今回の島エコ学科の授業、写真で授業の様子をレポートします。
今回の授業はグループエコライフとのコラボレーションで実現しました。
最初は全員で宿泊するゲストハウスの掃除を行いました。
皆でサトウキビをきれいに洗っています。
洗ったサトウキビを搾ります。みなでわいわい♪
そして・・・この日私達の食事となる鶏ちゃん。脳髄に針を刺すやり方だったため、苦しむ様子もなく、静かに動かなくなりました。
その後、血を抜いた後熱湯の中に入れ、湯掻いた後、皆で毛をむしりました。ほとんど抵抗なくするすると抜けます。
今回絞めた鶏は一羽のみで、あとは市販の冷凍の鶏肉を使いました。
合計4羽分もの鶏肉をぶつ切りにして鶏汁作り。
こちらは野草を湯掻いて料理中。
今回、天候などの理由により山に入って野草を取るというイベントは、残念ながらできませんでした。使った野草は当日の朝までに先生が採取してきたものです。
料理に使う水はこの大きなイジュの木の根元から湧き出す霊泉から汲んできたもの。冷たくておいしい水です。
日もとっぷり暮れて、夕食の時間です。
鶏汁と野草料理。おいしかったです。
使用した野草は、ニガナ、カンダバー(サツマイモの葉)、ムラサキツルクサ、フーチバー(ヨモギ)、クヮンソウ(ワスレグサ)など。苦味のある野草は卵をあえて苦味を抑えます。
そこに現れた近所のワンちゃんたち。おこぼれをせがんでおりました。後ろに見えるのは琉球犬と思われます。
翌朝、皆すっかり打ち解けています。
ちなみに朝食は昨日の残り汁にいろいろぶち込んだリゾットと出来損なったゆし豆腐。ええ、豆腐作りは失敗してしまいました。
写真は朝食後のコーヒータイム。西江先生は昨日のサトウキビの絞り汁を煮詰めて絶妙なとろみの水飴を作っています。
サトウキビの水飴、その水飴にゴマとピーナッツを混ぜたお菓子、そして前日に絞り汁から作られたサトウキビゼリー。
水飴には黒糖の強烈なコクがあります。ゴマとピーナッツは黒糖との相性が一番。そしてまろやかな味わいのゼリー。どれもおいしかったです。
2日目ののんびりとした朝が終わり、みんなでニライのにっ。
おまけの写真集。ヤンバルは美しい蝶の宝庫です。沖縄は、海だけでなく、山も魅力的ですね。
参加者の声
○ 鶏を絞めたのが思い出となった。手羽が小さいのが印象的だった。
○ なかなか体験できないことを体験できた。
○ 合宿だったので、生徒同士たくさん話せてよかった。
身土不二が知れて勉強になった。今の生活を振り返れた。
○ 参加を悩んでたが、参加してよかった。
命をもっと大事に扱おうと思った。
沖縄の食材(芋、野草、豆腐など)に苦手意識があったが、授業でたくさん食べることができたのでビックリだった。
みなさん、これからもよろしくお願いしますっ!