ハイケイマイスター

ハイケイとは?
国頭村が誇るソウルフード。ハイケイは漢字で「廃鶏」と書き、養鶏場で卵の生産効率が落ちてしまい廃棄されてしまう鶏のことです。本来廃鶏は出汁をとるために使用されるのが一般的ですが、国頭村では昔から網の上に載せ炭火で焼いて食べる習慣が有ります。そのため国頭村ではBBQをする時は「ハイケイしよう(焼こう)」と表現する事もあります。
ハイケイ文化と国頭村の情報発信を行っていく為に国頭村ではハイケイマイスター協会を設立し、協会ではハイケイに敬意を表し廃鶏と表記せず「High Qualityな鶏」を略し「High-K」(ハイケイ)として扱い、ハイケイ文化を広めるよう日々活動しています。

ハイケイマイスターとは
国頭村のソウルフード「ハイケイ」をPRする為に、有志で設立したハイケイマイスター協会に所属し、協会から公認を受けたハイケイを知り尽くした8名のメンバーの事です。
ハイケイは市販の若鶏に比べ筋肉質で脂身が少ないので硬く、本来出汁用なので骨ごとぶつ切りで販売されています。普通に焼いても硬くて骨が多くとても食べにくい食べ物です。
国頭の人々はそんなハイケイをいかに美味しく食べられるか今日まで脈々と技術の研鑽のを重ねてきました。ハイケイマイスターはそんな先輩方のノウハウを受け継ぎ、ハイケイを熟練の技で美味しく焼き上げるプロ集団です。
マイスターとして認められるにはハイケイを美味しく焼き上げるのは当たり前で、国頭村とハイケイの歴史といった知識、お客様へハイケイをPRするコミュニケーション能力、そしてなによりハイケイに対する愛情が必要となっています。