130年前にタイムスリップ!古民家でゆし豆腐を作ってみよう!

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詳細

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130年前にタイムスリップ!古民家でゆし豆腐を作ってみよう!

日時: 4月15日(日)10:00 (現地集合)
教室: 八重瀬町の安里(旧具志頭村)の上江門家と安里集落
先生: 上門加代子さん
定員: 12名
料金: 1000円(飲食代等)
集合場所:八重瀬町安里区公民館(ページ下の地図参照)

なんと約130年ほど前から現存する貴重な古民家が八重瀬町の安里(旧具志頭村)集落にあります!
那覇とは違って集落も落ち着いた雰囲気で見所もたくさんあります。
当時はどんな生活だったんだろう。
想いを馳せながらみんなでゆし豆腐やジューシーを作って食べたり先生のお話を聞いてみませんか?
上江門家の話、集落の歴史や文化などみんなでゆんたくしましょう!

協力:繁多川公民館
プログラム
9:30  受付開始(10:00まで)
10:00 八重瀬町の安里(旧具志頭村)の上江門家に集合
    自己紹介
10:30 大豆からゆし豆腐作り
    かんだばーを畑で摘んでジュウシー作り
11:30 食べながら上江門家のお話を聞く
12:30 安里集落散策
新殿地(みぃどぅんち)、座嘉武原(ざかんばら)遺跡、殿武林(でんぶり)史跡、孝神堂、座嘉武井(ざかんがー)
13:30 ふり返り
14 : 00 終了   

※定員に達したため、申込を締切りました。

集合場所

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レポート

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2012年4月15日(日)、今回のニライ大学の授業「古民家でゆし豆腐を作ってみよう!」に参加した。
教室になる上江門(いーじょー)家は八重瀬町・旧具志頭村にある。ふく木に守られる様に佇んでおり、門と家屋の間にひんぷん(屏風状の塀)がある為、外から通っただけでは家屋はほとんど見えない。それが余計に気持ちを高まらせた。


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本日の先生は上門加代子さん。琉舞道場師範でもある先生は、昔からある上江門家を現代にどう残していけるか日々模索中との。そんな中で、ニライ大学との繋がりに始まり、今回の企画が実現した。
まず、メインイベントである待ちに待った『ゆし豆腐作り』。


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(1) 石臼で大豆を挽きます。参加者全員で、交換づつ臼を回しましたが、さすが先生!片手で簡単に回していました。


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(2) 絞り液を木綿袋で「おから」と「豆乳」に分けます。強く絞ると木綿袋が破れる為、ある程度の手加減が必要になります。


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(3) しんめーなーび(丸型の大型鍋)に豆乳を移し、かまどに火をつけて沸騰させます。
沸騰後、ニガリを入れ固めていきます。


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(4) 近くからアドバイスをしてくれていた先生のお母さん、気が気じゃなかったようで(笑)自らチェックしてくれました。



そして・・・完成!!!!!!!!
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         ゆしどうふ                     おから                  ぼろぼろじゅーし

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昔話に花を咲かせ、赤瓦に雨音響く中で「大家族」気分を味わいながらの食事会。普段簡単に購入できる料理を、あえて昔の手法で作る。そうやって、生活の一部を体感する事で、改めて人との繋がりがいかに大切かに気付かされる。


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現代、「人々が暮らした痕跡が刻まれている文化財」が私達の身近な場所に点在している為、当たり前の存在という感覚を持つようになっており、何気ない暮らしの中で貴重な文化財を傷つけることも少なくないのではないか。
今回の授業は、ゆし豆腐(食べ物)につられて気軽な気持ちで参加した結果、今の世代を生きる私達がいかに伝統や文化を引き継ぎ、いかに後世に残していくかを考えさせられる貴重な体験となった。

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